20260701 #1067
本田さんから学んだこと
昨日で6月も終わりまして、6月はセミナーシーズンでもあったんですけど、僕らは決算もあるので、昨日の最後まで微調整や微修正があって、本当に結構大変だったんですよ。
ギリギリまで数字とにらめっこをしながらセミナーもこなすという、なかなかタフな1か月でしたね。
今だから言えますけど、結構きつかったです。
そんな6月を終えて、やっと7月に入りました。
僕も肩の荷が下りたような、そんな気持ちでスタートしています。
今日は福岡に向かいます。
この時間はもう伊丹空港に向かっている頃じゃないですかね。
飛行機で移動して、今日は月に一度の役員会があります。
今、うちの会社は役員が4人いるんですけど、毎月福岡に集まって役員会をしています。
今回は、来週のユーザー会と夏の合宿についての打ち合わせが中心になります。
年に2回しか全員で集まる機会がないので、その準備や調整をする1日になりそうですね。
昨日もVOICYでワールドカップの話をしました。
本当に残念な結果でしたけど、僕は今回、皆さんとは少し違う視点で見ていたことがあるんです。
実は昨日、ある団体で講師をされている方向けにセミナーをさせてもらいました。
事故防止の講師として、普段どんなことを意識しているのか。
どういう切り口で話を組み立てているのか。
普段、運転者向けに行っているセミナーを実際に聞いていただきながら、「ここにはこういう意図があります」と、一つひとつ解説していったんですね。
その中で、講師として僕が特に気を付けていることが何点かあるんですが、それが今回の本田さんの解説とすごくリンクしていたんです。
僕は今回のワールドカップ、本田さんの解説が本当に面白くて、ずっと聞いていました。
話が上手いとか下手とかって、人それぞれ基準があるので、一概には言えません。
でも、今回の本田さんの解説で僕がすごいと思ったのは、「距離感」なんです。
この話の距離感って、ちょっと分かりにくいかもしれません。
物理的な距離ではなくて、話し方の距離感です。
僕は結構、この距離感を意識して話しています。
以前もVOICYで話したことがあるかもしれませんが、僕はこのVOICYでもYouTubeでも意図的に「僕」という言葉を使っています。
普通、公式なコンテンツだったら「私」を使うべきなんでしょうけど、僕はあえて「私」は封印しています。
なぜかというと、「私」という言葉は、少し距離を感じるからです。
このVOICYも、皆さんがどんな場所で聞いているのか、どんな年代の方なのか、全く分かりません。
YouTubeも同じです。
だからこそ、距離感ってすごく難しいんですよね。
そう考えると、本田さんの解説もどんな年代の人が聞いているか分からない中で話しているわけです。
でも、本田さんって「うざいやん」とか「くじ運悪いやん」とか、普段話しているような言葉をそのまま使っていましたよね。
これが意図的だったかどうかは分かりません。
でも、聞いている側は不快に感じるどころか、親近感が湧くんですよ。
僕は解説を聞きながら、「本田さんが横に座って、一緒にテレビ観戦している」ような感覚になっていました。
実は僕の事故防止セミナーも、そんな雰囲気を目指しています。
僕は教えているなんて全く思っていません。
一緒に交通事故防止について考えたい。
本気で一緒に考えたいんです。
だから、あえて「私」という言葉を使わないようにしています。
僕のセミナーを聞いたことがある方は分かると思うんですが、僕って結構動き回るんですよ。
この前も、「上西さんってじっとしてないですよね」って言われました。
自分ではあまり意識してなかったんですけど、確かによく動いています。
普通は演台の前で話す方が多いと思うんですが、僕は結構演台から離れて話します。
それも意図的です。
演台を離れている時って、一緒に考えている時なんですよ。
本当は受講者の横に座って、同じ画面を見ながら話したいくらいなんです。
もちろん舞台を降りるわけにはいきませんけどね。
ただ、事故防止講師の養成講座など、オフラインの研修では、受講者の横や後ろに回って話すこともよくあります。
それは、一緒に交通事故防止について考えたいからなんです。
要は、言葉一つで相手との距離感って近づけることもできるし、遠ざけることもできるんですよね。
交通事故防止って、ただでさえ受講者からすると「またそんな話か」と思われがちなテーマなんです。
「もうええって」と思っている人もいる。
そんな人たちに振り向いてもらうには、「教えますよ」という姿勢じゃダメなんですよ。
「一緒に考えましょう」という姿勢じゃないと、絶対に振り向いてくれないと思っています。
だから、言葉一つひとつにはすごく気を使っています。
VOICYも普通に話しているように見えるかもしれませんが、一発録りですし、シナリオも書きません。
話す数秒前まで内容も決めていません。
だから話が飛んだり、数日前と同じ話をしたりすることもあると思います。
でも、それでいいと思っています。
ライブだからです。
皆さんはライブで聞いていないかもしれませんが、僕はライブ感を届けたいと思ってやっています。
YouTubeも、意外とそんな感じです。
コンテンツを作る時だけは、さすがにライブ感は少し抑えますけど、それでもシナリオは書きません。
今までシナリオを書いて撮影したことって、ほとんどないんじゃないかな。
それも、ライブ感を出して、セミナーのような雰囲気にしたいからなんです。
特にこのVOICYでは、皆さんとの距離感を限りなくゼロに近づけたいと思っています。
もちろん本当にゼロ距離という意味ではないですよ。
でも、それくらい近い気持ちで話したい。
そうじゃないと、一緒に考えることはできないと思っているんです。
講師として気を付けることというと、話すスピードや立ち位置、目線の配り方などを挙げる人も多いですよね。
でも、僕はそういうテクニックにはあまり興味がありません。
正直、そんなことはどうでもいいと思っています。
なぜかというと、僕は皆さんに教えているつもりが全くないからです。
これからもその考えは変わらないと思います。
一緒に考えて、その中で皆さんが何かに気付いてくれたら、それが一番いい。
だから、目線の使い方とか話し方のテクニックよりも、距離感の方がずっと大事だと思っています。
社内講師でも、「〜でございます」と話す人がいますけど、僕はあれはあまりおすすめしません。
「ございます」って、なんとなく「あなたとは違う立場です」という印象を与えてしまうことがあるんです。
もちろん本人にそんなつもりはないんですよ。
丁寧に話しているだけなんです。
でも、社内でそこまでかしこまる必要があるかというと、僕はそこまでは必要ないと思っています。
「です・ます」で十分です。
ぜひ、そのあたりも少し意識してみてもらえたらと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
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