20260624 #1062
コミュニケーションは回数が命
今日僕は兵庫県に戻りまして、夕方からセミナーがあります。
久しぶりに兵庫県でセミナーをするんですよね。
地元なんですけど、なかなかセミナーをする機会がないので、今日は本当に久しぶりの地元開催です。
今日のテーマは、「人間関係のもやもや」についてです。
僕らの会社はフルリモートなんですよ。
社員も福島から福岡まで全国に点在しています。
正直なところ、仕事はかなり個人に任せていて、タスク管理もほとんどしていません。
だから一人ひとりが自分のペースで仕事ができるメリットがあります。
ただ、その裏側には成果を出さなければいけないというプレッシャーもありますから、メンバーは大変な部分もあると思うんですよね。
そんなフルリモートの会社ですが、人間関係が構築できないと思われがちなんです。
でも逆に言うと、揉めることってあまりないんですよ。
毎日顔を合わせるわけではないので、距離感が保てるんですよね。
僕はリモートワークを20年以上やっていますが、今まで大きなデメリットを感じたことはありません。
ただ、社員が20名を超えたのは初めての経験で、この1〜2年は、トラブルというほどではないんですが、今までになかったようなことが少し起きるようになってきました。
だから、いろいろ考えていかなければいけないなと思っています。
人間関係でもやもやしたり、揉めたりする原因って、結局は「近づきすぎること」か「遠すぎること」じゃないかなと思うんですよね。
だから、リモートワークでも、しっかりコミュニケーションが取れていれば、僕はこのスタイルで全く問題ないと思っています。
運行管理者と運転者って、比較的近い存在ですよね。
だからこそ、トラブルも起きやすいんだろうなと思います。
近づきすぎると何が起こるかというと、「分かってくれているだろう」という甘えが出てくるんですよ。
僕はこれ、甘えだと思っています。
でも実際には、相手は分かっていないかもしれません。
「普段こんなに頑張っているんだから見てくれているだろう」と思っていても、意外と見えていないことって多いんですよね。
だから、近い存在だからこそ、しっかりコミュニケーションを取るべきなんです。
ただ、そのコミュニケーションの取り方が大事で、曖昧に伝えないこと。
近ければ近いほど、「言わなくても分かるだろう」となりがちなんですよね。
そこは気をつけないといけないと思います。
一方で、近くにいるのに全然コミュニケーションを取らないというのも問題だと思います。
昔、確か阪神タイガースの球団では、社内でのメールやLINEのやり取りを禁止したという記事を見たことがあります。
間違っていたらごめんなさい。
でも、その考え方は分かる気がするんですよね。
僕らみたいにリモートなら仕方ありませんが、同じオフィスにいるなら、わざわざLINEを送る必要はないじゃないですか。
会えるんだから、目を見て話せばいいんです。
そう考えると、点呼をリモート化したり、自動点呼にしたりすることには、僕は少しリスクを感じています。
反対派ではないんですよ。
でも点呼って、運転者と唯一しっかり接する時間じゃないですか。
そこって、本当に効率化が必要なんですかという話なんですよね。
僕はよく言っていますが、安全性を高めようと思ったら、ある程度は非効率にしないといけないんです。
点呼って、あえて非効率にすることで安全性を担保している部分があると思うんですよ。
そこを効率化していいのかという疑問があります。
僕なら絶対にやりません。
実際、僕が関わったタクシー会社でも、24時間体制で運行管理者が点呼を行っていましたが、事故を減らしているんですよ。
やっぱり、管理者が運転者としっかり向き合うことにこだわっていたんです。
だから、人とのつながりを希薄にするような仕組みには慎重であるべきだと思っています。
よく、「点呼の実施率を上げるため」と言われますが、それって本質がずれていませんか。
点呼は実施することが目的ではありません。
運転者の安全運行を実現するための手段ですよね。
そこに「点呼を確実にやること」が目的になってしまうと、おかしくなってしまうと思うんです。
僕は、安全運転や事故ゼロを目標に掲げるのであれば、点呼を効率化するという考え方はないと思っています。
もちろん、これは僕個人の考えです。
絶対ダメだと言っているわけではありません。
もし自動点呼や無人点呼を導入するのであれば、その代わりにどうやって運転者とコミュニケーションを取るのか。
そこは間違いなく考えると思います。
結局、「だったら点呼でコミュニケーションを取ればいいじゃないか」という結論になるんですけどね。
どうせ手間がかかるなら、その手間を惜しまなければいいと思うんです。
安全研修についても、eラーニングはありだと思います。
でも、僕らの研修コンテンツって、人が顔を出して、自分の言葉で話しているんですよ。
AIで作ることも、自動生成することもできます。
でも、それで人の運転行動が変わるかと言われると、僕は違うと思っています。
皆さんもそうじゃないでしょうか。
例えば、このVOICYを僕がAI音声で作ったとして、皆さんの心に響きますか。
あるいは、僕のYouTubeがAIアバターやアニメキャラクターになって話していたらどうでしょうか。
僕は、それで人が動くとは思っていません。
このVOICYも基本的には一発録りです。
言い間違いもするし、言葉がおかしいこともあると思います。
でも、それが人間らしさだと思っているんです。
シナリオも作らず、話も飛びます。
そういう自分の言葉で伝えることの良さを、僕は大切にしたいと思っています。
いずれにしても、人間関係の構築は、アプローチやコンタクトの回数が全てだと思います。
それを減らしてしまうような仕組みづくりは、ぜひ避けていただきたいなと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
交通事故防止総合サイト
D e ➕ONE
https://www.de-create.media/
株式会社 ディ・クリエイト
無料メルマガ登録フォーム
https://www.de-create.com/mailmagazine/