運転お疲れ様です。管理栄養士の佐藤です。
休憩時間、コンビニでつい手が伸びるポテトチップス。
運転の合間にほっと一息、フライドポテト……。気持ち、すごくわかります。
でも今日は、管理栄養士の私が「これはプロドライバーこそ知っておいてほしい」と思う、ちょっとした話をさせてください。
実は、ポテトチップスやフライドポテトには、単に「太る」以上のリスクが隠れているんです。それは「運転に欠かせない神経」に、静かにダメージを与えるかもしれないという話です。
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1・トンネル工事の現場で起きた「謎の出来事」
今から20年ほど前、スウェーデンである異変が起きました。
トンネル工事で使われた化学物質が川に流れ出し、魚が大量に死んでしまったのです。
さらに、工事にあたっていた作業員の方々に、手足のしびれや感覚の麻痺(まひ)といった「末梢神経障害」が現れました。
原因は「アクリルアミド」。工事現場で使われていた成分でした。
2・なぜ「関係のない人」からも見つかったのか
ここからが驚きの展開です。
その後の調査で、工事現場とは全く関係のない地域に住む人たちの体からも、同じアクリルアミドが見つかったのです。原因を突き止めようと研究者が調べた結果、意外な真実が明らかになりました。
「じゃがいもを高温で加熱すると、食品の中でアクリルアミドが自然に作られる」
--つまり、私たちが日常的に食べているポテトチップスやフライドポテトにも、あの工事現場と同じ物質が含まれていたのです。
3・「120度」を超えると生まれるもの
じゃがいも自体は、昔から私たちの食卓を支えてきた安心な食材です。
でも、調理法によって性質が変わります。
・120度以上の高温(揚げる・焼く)で加熱すると、じゃがいもに含まれる糖分とアミノ酸が反応し、アクリルアミドが発生します。
・特に、冷凍保存されたじゃがいもは糖分が増えているため、揚げた時に多くのアクリルアミドが生まれやすいことが分かっています。
つまり、ポテトチップスやフライドポテトを食べることは、知らないうちに「神経に影響を与える可能性のある物質」を体に取り込んでいることになるのです。
4・プロドライバーにとって「足の感覚」は命綱
ドライバーの皆さんにとって、足の感覚は命綱です。
ブレーキやアクセルを踏む微妙な力加減、ペダルから伝わるわずかな振動
--それらを感じ取れなくなったらどうなるでしょう。
末梢神経障害による感覚の鈍りは、コンマ数秒の判断を遅らせ、思わぬ事故につながりかねません。また、アクリルアミドには体の老化を早める作用もあると言われており、血管年齢を若く保ち、長く現役で活躍するためにも、できれば避けたいリスクです。
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じゃがいもと上手につき合うために
でも、じゃがいもを食べるのをやめろと言っているわけでは、決してありません。
大切なのは「調理法」です。
・「蒸す」「ゆでる」は安心:肉じゃが、シチュー、ふかし芋なら、アクリルアミドはほとんど発生しません。
・炒める時は「中火」で:強火でこんがり焼きすぎないよう気をつけるだけで違います。
・水分のある野菜と一緒に:キャベツやもやし、玉ねぎなどと一緒に炒めると、温度が上がりすぎるのを防げます。
ポテトを食べるなら、揚げたものより煮たものを選ぶ。
それだけで、神経を守る選択になります。
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明日からの休憩時間、コンビニでポテトチップスに手が伸びそうになったら、ちょっとだけ思い出してみてください。
「食べたもので、自分の足の感覚を守ることにつながっているんだな」って。
本日も健康でご安全に!