Voicy文字起こし ライドシェアどうなの⁉ #440

歴史【事故】から学ぶ

さて、昨日は千葉の方で講演会がありまして
100名ぐらいの参加をいただいていたんですけど
名刺を40枚ぐらい!
40名の方に、名刺交換いただきまして
今日は朝から、お礼のメールをするところなんで
このVOICYは前日の夜の寝る前に録ってます!
ほんとに今日の講演会は時間が短かったのもあって
結構早口で話してしまったので
しっかりと伝わったかどうか
正直あんまり自信がないんですけど・・
まあ今僕らには動画のコンテンツがあるので
それを見ていただいたら
僕がセミナーで言っていたことがわかるんじゃないかなと思いますので
今日は朝からお礼のメールを
どんどん送っているところなんですよね。

それでですね。
今日のトークテーマは
『歴史から学ぶ』っていうことですね。
歴史から学ぶというと
僕は三国志がすごく好きで
三国志からいろんなことを学びましたが・・
なんですけど
ちょっとそれは、ありきたりの話になっちゃうんで(笑)
歴史から学ぶというと
僕らの業界では、やっぱり「事故」かなって思いますね。

2012年4月29日
関越道で起きたバスの事故」です。
あの事故は、ほんとに国交省の考え方であったりとか
あと、ルールも変えてしまいましたし
何よりも、業界が変わった気がしますね。
なぜかというと
僕はあの事故の前の日に
運送会社様に本格的にセミナーしたのが初めてなんですよね。
だから、2012年の4月28日に
確か28日だったと思うんですけど
僕が初めてセミナーをさせていただいたんです。
何人か集まったところで
その最後に
セミナーでくくった言葉が
今でも覚えてるんですけど
何年か前に、JRの電車が脱線事故を起こして
107人亡くなった事故があったんですよ。
109人だったっけ?
まあその事故があったんですよ。
で、その事故のように
いつかバス会社とか運送会社とかタクシー会社が記者会見を
開くような事故が起きる前に
皆さんで交通安全の対策を
しっかりとやってくださいねって話をしたんですよね。

翌日があの事故だったので
受講された方からセミナーの依頼が殺到しまして
で、しかもそのセミナーを今度
Facebookであげてくれたりして
で、そこから各トラック協会に紹介なんかをいただいたんです。
それまで、僕はタクシー会社中心で
仕事をしていたんですけど
運送会社様からのご要望が
めちゃくちゃ多くなったんですよね。
だからほんとにあの事故で
業界の方の考え方が変わったんだなと思うんですよね。

でも残念ながら
あの事故が起きてから
4年後の2016年1月15日
軽井沢でバスの転落事故」が起きて
15名の方も亡くなって
まあそれからもやっぱり事故って
起き続けてるわけなんですよ。

僕らやっぱり交通事故の報道とか
あ!ちなみに僕は
Yahoo!ニュースのエキスパートコメンテーター
をやってるんですけど
あのようなニュースを見たら
やっぱり自分に置き換えてみるとか
考えるってのは
すごく大事なことで
まあ僕は運行管理者時代は
実はそれがあまりできてなくて
「そんな事故うちでは、起こらないよ」
ぐらいの感覚で、やっていたんですけど
それはもうほんとに間違いですね。
やっぱり悲惨な事故から
僕らは学んで
どうやって、運行管理を変えていくのか
そんなことをしていかないといけないんじゃないかな?
なんて思いますね。

まあこの「2024年問題」
すごく報道でも、よくされてますけど
「2024年問題」もいろんな積み重ねがあって
結局はああいう法規制が入るわけですけど
やっぱり僕らは過去から学んで
それに対応した動きをしていかないといけないし
それの1つの表れが
「2024年問題」だと思うんですね。

で、昨日懇親会で
いろんな方とお話させていただいた中で
僕は2024年問題って
ぼやいても仕方がないし
決まったことなんで
それに「どう合わせて僕らが対応するか」
だと僕は思ってるんですね。
現に、タクシー会社に行った時に
新免の会社!
新規免許が自由化になったんですね、一時期。
その時に僕らは既存の会社として
どういう対応をしないといけないかっていう
すごく大きな波が来たんです。

まあ再規制かかってしまったんですけど
でも僕らはそれをチャンスと捉えて対応しました。
だから企業規模を拡大できたりもしたんですけど
この2024年問題も考えようによったら
チャンスになるというか
チャンスにできるんじゃないかなって思いますね。
1番やってはいけないのは
その制度に、ぼやいて結局何も変わらない。
時代が変わってるし
周りが変わってるから
自分も対応しないといけないわけですよ。
それをやらないっていうのが
1番の罪じゃないかなって思うんですよね。
すごく無責任なこと言いますけど
何か動けば、結果としては絶対何かが出てくるはずなんで。
でも、動かないと100%はっきり言えることは
「何も変わらない」です。

なのでそういう2024年問題の捉え方をしていただいて
皆さんもいろんな対策を
していただけたらいいんじゃないかなって思いますね。

ライドシェアどうなの⁉

それでですね。
今日はX(旧Twitter)の動画あげているんですけど
ちょっとその大きな波の1つで言うと
「ライドシェアの話」
最近よく報道なんかでも取り上げられてるんで
ちょっとライドシェアの話をしようかなと思って
あんまり事故防止とは直接関係ないかもしれないんですが
僕ライドシェアはいいと思うんですよ。
もちろんいいとは思うんだけど
でもちょっと逆行してるなって思うことが1つあって
それは安全と安心を求めて
歴史から学んで
僕らは規制をどんどんかけられてきたわけですよ。
その中で、このライドシェアっていう
規制緩和をするっていうのは
とても疑問です。
なぜかというと、ライドシェアをする場合
例えばタクシーがなぜ
不足になってるのかっていうことから
考えないといけないんですね。

それは、「規制が多すぎる」っていうのも1つ要因であるんですよ。
例えばですけど
「区域外営業」ってタクシーはあるじゃないですか。
千葉のタクシー会社が
東京にお客様を乗せて
で、東京で千葉に帰るお客様以外乗せたらダメなんですよね。
もちろん道もわからないから
乗せない方がいいって意見もあるんですけど。
でもそれを見たお客様がどう思うかだし
ドライバーも実は乗せたい時もあるわけですよね。
なんだけど、それができないですよね。

そういったことも
タクシーの不足って言われてる要因の1つじゃないんかなと思います。
だからといって
「区域外営業」を全部認めろって言ってるわけじゃないんですよ。
あまりにも今のタクシー会社に対しては
規制が多すぎるんですよ。

その規制が多くなった理由っていうのは
当然安心とか安全を求めてたからですよね。
歴史から学んだからなんだけど
そこは規制をしたままライドシェアを行う。
で、そのライドシェアって
便利ですけど、どんな人が運転してるかわからんし
どんな勤務状況でやってるかわからないわけじゃないですか。

そこに安心とか安全を担保できるのかっていうと
僕はできないと思ってるんですよね。

なんだけど、ライドシェアを賛成する人っていうのは
「そんなこと言ってたら改革できないよ」
っていうそれはわかってるんですよ。

便利さを求めると
絶対に何かを犠牲にしないといけないわけで
安全とか安心とか
そういったことはある程度犠牲にされてしまうわけですよね。
まあでもそういう方って
事故が起きたらまた問題視するから厄介なんですよね。
ライドシェアのずさんな管理とか
そういうことを言われるから難しいんです。

なんだけど、僕はまず今のタクシー会社の規制をちょっと考えるべき。
なぜ人が集まらないか。
例えば2種免許を見直すとかね。
ライドシェアは2種免許いらないわけじゃないですか。
普通免許でいいわけでしょ?
でも、タクシー会社に関しては
2種免許を取らないといけないんですよ。
で、2種免許を取るためには
経費が20万円ぐらいかかるわけですよね。

もちろん応募する人も
2種免許がないと応募できないとか
2種免許取りに行かないといけないとか
いろんなハードルがあるわけなんですね。

そこを無視してライドシェアをオープンにしていくっていうのは
ちょっと違うかなって思うんですよね。
僕は別にタクシー会社の味方をしてるわけでもないし
ただ、 一業界に携わる人間として
その今まで歴史から学んで
散々安全を担保してきてるわけですよ。
これ、運送会社もそうですよね。

今回の2024年問題で
時間を短くするわけですよね。
それは何のためかっていうと
安全運行でしょ?
社員、ドライバーの健康であったりとか
そういったことを守るためじゃないですか。
でも、それと逆行してる
っていうのがなぜわからないのかなとかって思ってしまうんですよね。

まあ海外がやってるからとかっていう理由は
もちろんあると思うんですよね。
なんだけど、海外とまた事情が違うわけですよ。
タクシー会社の運営自体も。

だから、それを一概にいいとこ取りをしていくっていうのは
ちょっと違うのかなって思います。

だから僕はタクシー会社に対しての
規制緩和も同時にやるべきだと思うし
ライドシェアをやるんであれば
そこを無視してやろうとするから
何か業界団体からも
反対を受けるんじゃないかなって思いますよ。
僕がタクシー会社の経営者でも
「ちょっと待ってくれ」って思いますよね。

だったらまず、2種免許じゃなくて1種で
タクシーに乗れるようにしてくれとか
そういったことを考えるのは当然じゃないですか。

しかも拘束時間もまた短くなるわけですよ。
でも、ライドシェアって
結局、副業する人もいればわからないですよね。
どんな労働環境であるかわからないところに
安全輸送ができるのかってことですね。

だからそこは僕は何度も言いますけど
ライドシェアは絶対反対っていうことを言ってるんじゃないんです。
今のタクシー会社に対しての規制を無視っていうか
そのままにしといて
ライドシェアを進めるっていうことが
なんとなく僕の中ではしっくりこないですよね。

なぜタクシー乗務員不足になってるのかっていう
根本的なところっていうのは
国の規制がかかってるから
っていう要因もあるっていうことを
僕らは考えていかないといけないんじゃないかな?
なんて思います。

今日はちょっと交通事故防止の話から
ちょっと外れてしまいましたが
管理者の方、経営者の方
このVOICYを聞いていただいてる方多いと思うので
ちょっとこんな話をしてみました。

そういえば昨日、名刺交換頂いた方の1人に
僕のリュックの話を聞かれたんですね。

僕のリュックは「マムート」です。

マムートのビジネスラインで
今ネットでは「マムートのリュック」
めちゃくちゃ良くて
機能性に優れてるって言われてるんですよ。
僕はこれの1番でっかいやつですね。

マムートの
「Seon Transporter 25」
そんな名前です。はい(笑)
僕は今まで使ったリュックの中で1番使いやすいです!
これ25リッターあるんで
相当、物が入りますから
もしよかったらご興味あれば買ってみてください!

マムート Seon Transporter 25
https://www.mammut.jp/items/2510-03911

ちなみに僕は今極度の肩こりというか
リュックがちょっと背負えなくなってしまってて
今はちょっと違うカバンを一時的に使ってるんですけど
ほんとはマムートに戻したいんですよね。
しかもこのリュックもう1個欲しいんですよ。
ほんとそれぐらいめちゃくちゃ気に入ってるんで
もしよかったら皆さん使っていただけたらと思います。

では、今日も皆さんご安全に。

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