時速1kmの減速を
昨日はコンテンツの撮影をしていたんです。
その撮影の中で、バック事故防止の話をしました。
バック事故防止の対策って、いろんな方法があります。
皆さんの会社でも、いろんな対策をされていると思いますし、
話を聞いたり、実践したりしていると思います。
ただ、僕が対策を打つ前の基本として大事だと思っているのが
「速度」です。
バックをする時の速度は、
僕は時速1㎞でも落とした方がいい と思っています。
この「時速1㎞」にこだわることは、
プロとしてやらないといけないことじゃないかなと思うんです。
なぜかというと、
バック事故で年間亡くなっている方は、だいたい60人くらいです。
つまり1週間に1人以上が亡くなっている計算になります。
さらに、怪我をされている方は
年間2万5000件以上起きています。
決して軽い事故ではないんです。
しかもバック事故というのは、
ミラーの確認、モニターの確認。
要するに、視界がかなり制限されています。
前進の時は、人の視野はだいたい180度あります。
その中でしっかり確認ができます。
でもバックの時は、ミラーの中しか見えません。
つまり、かなり視野が遮られている状態なんです。
そうやって確認できる範囲が限られているなら、
速度で調整するしかない んです。
だから僕は、時速1㎞でも落としてほしいと言っています。
ちなみに皆さんに質問です。
時速1㎞上げると、
車は1秒間でどれくらい余計に動くと思いますか。
確認の平均時間は約2秒と言われています。
この2秒の間に、
速度を時速1㎞上げると、どれくらい動くのか。
メートルでいうとわかりにくいですが、
実は56㎝動くんです。
「たった56㎝」と思うかもしれません。
でも、確認していない間に
5〜6㎝も動いてしまうんです。
例えばミラー、反対側のミラー、モニター。
この3点確認をするとします。
1回の確認に2秒かかるとすると、
もう一度見られるのは4秒後になります。
その4秒の間に、
車は1m以上動いてしまうんです。
怖くないですか。
だからこそ、速度は時速1㎞でも落とす必要があります。
ぜひ、この 「時速1㎞へのこだわり」 を持って、
バック事故防止をしていただければと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
交通事故防止の学びを、すべての人に
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