このマークを見たら、あなたの運転は変えていますか?

みなさん、こんにちは。

人と安全研究所の渡邉です。

走行中、後ろや前の車に
“蝶のようなマーク”を見かけたことはありませんか?

それが「聴覚障害者マーク」です。

このマークは、
「音による情報(クラクション・接近音など)が
伝わりにくい可能性がある」ことを
周囲に伝えるための大切なサインです。

実は「義務」でもある重要なマークです。
聴覚に特性のある方が運転する場合、
このマークの表示は義務とされています。

さらに、車両には
後方確認を補うためのミラー(ワイドミラー等)の装着も必要です。

つまりこれは単なる“配慮マーク”ではなく、
安全を守るための仕組みの一部なのです。

例えばこんな場面、思い当たりませんか?

・車線変更時にクラクションで知らせる
・危険を感じたとき、とっさに警笛を鳴らす

しかし、聴覚障害者マークの車には、
その“当たり前”が通用しません。

だからこそ必要なのは、
音に頼らない運転です。

そこで、このマークを見かけたら、次の行動を意識してください。
1・車間距離をいつも以上に確保する
2・クラクションに頼らず、早めの減速・進路変更で伝える
3・無理な追越し・幅寄せは絶対にしない

特に、幅寄せや無理な割り込みは
法律違反になるだけでなく、重大事故に直結します。

聴覚の特性は、外見では分かりません。
だからこそ、このマークには大きな意味があります。

このマークを見たときは、
「配慮が必要な状況かもしれない」と気づけるかどうか。

その一瞬の意識が、
事故を防ぐかどうかの分かれ道になります。

聴覚障害者マークは、
“特別な人のためのマーク”ではありません。

それは、
私たち全員の運転の質が問われるサインです。

音に頼らず、相手の立場で考える。
それが、本当の安全運転です。

どんな方でも安心して運転できる環境をつくること。
それもまた、ドライバーとしての大切な役割です。

今回のコラムが、
みなさん一人ひとりの
「いつもの運転」を見直すきっかけになれば幸いです。

それでは、皆さんご安全に!

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