はっきり伝える方が優しさでは⁉
さて、昨日はこのVOICYでも何度かお話ししていましたが、
弊社の社員である渡邊愼一が、ムエタイの試合でタイトル戦だったんです。
僕は土曜日から東京にいたんですけど、1日残って昨日は試合を観戦してきました。
というか、今まさにそこから帰ってきたところなんです。
見事、3ラウンドでKO勝利!
やっと、ベルトを取れたんですよね。
本当に、うちのメンバーが夢を叶える、その瞬間に立ち会えること。
そして、その選手をサポートしていることが、自分の喜び以上に嬉しく感じます。
自分が夢を叶えたことがあるのかは、よくわからないですけど…。
他人が喜んでいる姿を見る幸せって、また全然違いますよね。
彼はムエタイ選手として長くやっていますが、これが初めてのタイトルです。
まだ20歳なので、これからどんどん成長すると思います!
今日は大阪に戻って、明日は弊社の社員合宿の会議がありますので、それに備えて戻ってきました。
愼一と一緒に大阪に戻り、今日は仕事をしようと思っています。
さて、今日のトークテーマは「言いにくいことを言うには」というテーマです。
これ、僕はちょっと不思議に思うんですよ。
そもそも、言いにくいことでも、言わないといけないときは言わないといけないですよね。
だから、別に気を使う必要があるのかなって思うんです。
僕はどちらかというとストレートに言ってしまうタイプなので、時には人を傷つけてしまうかもしれません。
ただ、僕は相手のためを思って言っています。
相手が将来どうなってほしいのか、こうなってほしいのか。
だから、あえて嫌なことでも、言います。
僕だって本当は言いたくないですよ。
嫌われたくないし…。
でも、相手のことを考えたら、やっぱり言わないといけないなって思うんです。
うちのメンバーにも厳しい言葉を使うことが多いです。
もちろん、メンバーの中には傷つく人もいるかもしれません。
でも、根本的には、人生を豊かにしてほしいと心の底から思っているんです。
いろんな生き方や幸せの形は人それぞれですが、本当に幸せになってほしいという思いがあるからこそ、言うべきことは言ってあげた方がいいと思っています。
本人のためを思って言うのと、自分の感情に任せて言うのは全く違います。
僕は「自分の保身のために言う」なら、むしろ言わないです。
だって、嫌われたくないし、トラブルも受けたくないですから。
そう考えると、もう「言いにくいことやな」なんて思うこと自体がなくなっています。
皆さんも相手のことを考えて、しっかり言ってあげてほしいです。
「フォローが大切」と言われるんですが、僕は基本的にフォローはしません。
絶対に相手がわかってくれていると信じているからです。
例えば、うちのメンバーには「豊かになってほしい」という思いが伝わっていると思っています。
だから、見放すことは絶対にないし、とことん付き合います。
そもそも、嫌いな人と一緒に仕事をすることはないですし、そういう根本が違うのかなと思います。
全ては事故防止の為
僕はコンサルタントであり、講演家でもありますが、駆け出しの頃に強く覚えていることがあります。
お客様のために会議で提案をしたときのことです。
その会社にはコンサルタントが2人いて、会議後にもう1人のコンサルタントに呼ばれて、
「今の提案って、うちの仕事がなくなるよね」と言われたんです。
僕は「は?」と思いました。
要は、提案を通したら会社が良くなるのはわかるけど、自分たちの契約が切れるかもしれないから困る、と。
意味わからないですよね。
「どこ向いて仕事してんの?」って思いました。
コンサルタントって、僕は他人事になりがちな仕事だと思っているんです。
もちろん、お客様のことを真剣に考えているつもりですが、結局は他人なんですよね。
でも、僕は「契約を切られることが目的」だと思っています。
コンサルタントを雇わなくても会社が上手くいくなら、それが理想ですよね。
「契約切られたらどうする」っていうのは、本当に意味がわかりません。
今でも、その時のことはよく覚えています。
今でも会議ではお客様に「生意気なこと」を言うことが多いです。
「また上西さんに怒られた」と言われることもありますが、僕は怒っていません。
その会社の現状に対して「こうなってほしい」という思いで言っているだけです。
怒っているように見えるのは、僕の言葉が強いからだと思います。
お客様に怒ったことはありません。
現状に対して怒ることはあっても、それは自分に向けての怒りです。
もし本当にお客様に怒るなら、契約を解除してもらえばいいだけです。
だって、怒る時間も気分も無駄ですから。
本気で事故をなくしたいなら、言いにくいことでも言わないとダメです。
例えば、最近の会議でトラックの法定速度が80㎞/hから90㎞/hに引き上げられた件。
僕は「80㎞/hのままにした方がいい」と提案しました。
なぜなら、速度が10㎞/h上がると停止距離が20mほど伸びるし、衝撃も1.26倍になるんです。
つまり、相手を殺してしまうリスクも、自分が亡くなるリスクも上がります。
さらに空気抵抗も増えるので燃費も悪くなる。
これって、メリットがないですよね。
でも、それを「言いにくい」と言う管理者がいるんです。
運転者の命を考えたら、本気で言うべきです。
僕なら、そんなリスクを社員に背負わせる仕事は絶対にさせたくないです。
管理者の「嫌われたくない」「面倒だ」という理由で言わないのは、仕事を投げ出しているのと同じだと思います。
本気で向き合って、ダメと思うならとことん付き合って話すべきです。
相手が理解してくれなかったら、もう感覚が違うだけです。
それは仕方ないことだと思います。
ただ、それを考えて、日頃から会社の運営をしてもらいたいなって思います!
昨日は余談ですが、うちがサポートしているバスプロも優勝しました。
そんなわけで、昨日はとてもハッピーな1日でした。
今日と明日の会議も、楽しみに行ってこようと思います。
では、今日も皆さんご安全に。
株式会社 ディ・クリエイト
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