Voicy文字起こし 事故を起こした運転者には指導しない!! #370

落ち込むときは成功するイメージを!!

さて、今日は僕はこの時間
もう宮崎の方に移動してますので、
これは前日に、録音してます。

今日のトークテーマなんですけど、
『落ち込んだ時の対処法』
っていうことでね。
うーんと!
僕はよく落ち込むことが
ないんじゃないですか?
なんて言われるんですけど・・
全くそんなことはなくてですね(笑)

それなりに
落ち込んでる時もあるんです。
一応ね(笑)

それが結構周りには
わからないみたいで・・

まあそんな日もあるんですが、
落ち込んだ時の対処方は
もう1つしかないかな。

自分が復活した時のイメージを持つ

ってことですね。

まあ、それが
落ち込んでないんじゃないか?
って言われるかもしれないですけど(笑)

乗り切った時
自分はこんな姿になってるな!とか、
乗り切ったらこんなことできるな!とか、
そういうことを考えるようにしてます。

で、人生で最大に落ち込んだこと
っていうのが
最大にっていう言い方をすると、
一回になっちゃうんですけど、
何回かあってですね?

で、その時は毎日、毎日ね、
それしか考えてなかったですね。

自分がこれを乗り切ったら、
こんな感じになってるんだろうな?と、
これを乗り切ったら
こんなイメージできるなとか、
いろんなこと考えてましたね。

まあ、だから落ち込む時っていうのは、
もう考えてもしゃあないんでね、
実際起きた事象を、
起きてしまったことを考えても、
何もプラスには
僕はならないと思ってるので、
これから何をするかとか、
将来どうなってるかっていうのを、
僕は考えるようにしてますね。

特に僕が
人生で最大に落ち込んだ時っていうのは、

うーん?
何年前だろう?

これ12、3年前ですけどね?
その時は自分が乗り切った後のこと、
ていうのをすごくイメージしてましたね。

毎日、毎日、
そんな生活をしてました(笑)

事故を起こしたら指導しない!

さて、今日話をしようかな
と思ったのが・・・

昨日は、月に1回!
僕らは、
無料のセミナーをやってるんですね。

『安全を考える会』

っていう、タイトル ですね!

僕らの、提携の講師をゲストに呼んで、
僕が半分、要は90分の
オンラインのセミナーなんですけど、
それを前半、後半に分けて話をしてます。

で、昨日は渡辺さんっていう
『セーフティーサポート』
っていう、埼玉在住の方 ですけど、
この方が40分喋ったんかな。

で、その後僕が、
後半に話させてもらって!

そのテーマが、
事故が多い会社と、
少ない会社っていう
そんなテーマで話をしました。

僕は主に、
自分がタクシー会社に
いた時の話をしましたね。

その中で
いろんなことを、
タクシー会社にいて、
僕は事故を減らした時に、
やりましたが
今日は1つ皆さんに
お伝えしようかなと思ってます。

これはですね、
事故を起こした人の指導方法ですね。
このvoicyを聞いておられる方
っていうのは、
運行管理者の方が多いと思うんですけど、
これは絶対やってほしいな
っていうことが1つあるんですよ!

まず、皆さんは、
事故を起こしたドライバーさんと
面談するとき何をします?

何をします?って、
変な質問やな(笑)

すごい分かりにくい質問しましたね(笑)

まあほとんどの会社が、
まずは報告書を
書いてもらうと思うんですね?

ここは多分、
僕らのタクシー会社も同じでした。

そのあとに何をするかっていうと、
『ドライブレコーダー』

今だったら
ドライブレコーダーの
映像を見るわけですよ!

僕らも初め
ドライブレコーダー入れた時
ドラレコの映像を見たら
なんか衝撃的だったんです!

何が衝撃的だったかって言うと、
事故を起こすドライバーさんって、
めちゃくちゃ不安全な運転ばかり
しかしてないと僕思ってたんですよ。

なんですけど、
ドラレコの映像を見ると
自分の運転とあんまり変わらないな
っていうのがあって
めちゃくちゃ衝撃的だったんですよ!

だから、自分もやるって思っちゃったし、
自分もこれ他人事に
できんなと思ったのが衝撃的やったですね。

それともう1つ
衝撃的だったのが、
ドライバーさんの証言と
事故の動画の証言が
全く食い違ってるってことです!

これ、なぜかわかりますか?
っていう質問すると、
嘘ついてるんだろ!
って言われる方いるんです。

これね嘘じゃないんです。
実は『勘違い』なんですよ。
なんで勘違いするかって言うと
まず見えてるものが違うんです。

ドライブレコーダーってのは常に前を見ます。

車の運転者は常に前は見ないです。

いろんなとこを確認しますよね?

例えば、バックするときに
右の後方を見たらどうですかね?
前は見えてます?
見えてません。
当たり前ですけど見えないんですよ。

でも、ドラレコは前しかとってないんです。
だから前の状況よくわかるんですよね。
っていう風に見えてる認知が違うから、
判断ももちろん変わってくるし、
記憶も変わるわけですよね。

だから、よくあるのは
子供が飛び出してきました!とか、
あと、相手が飛び出してきました!
とか証言するドライバーも
いるんですけど、
よく見たら別に飛び出しもなく、
普通に歩いてる子供を
轢いたりするんですね。

なぜそう見えるかっていうと、
ドライバーの方が違うところを
確認をするわけですよ。

例えば、左折の時に子供が
右側から飛び出してきたとしますよね?

巻き込みの確認をしてる間、
右が見えてないわけですよね?で、
その見えてない子供が
突然前に来たらどう思うと思います?

突然目の前に
飛び出してきたって
勘違いしちゃうんですよね。

だから、ドライブレコーダーの映像と
本人の証言が食い違うのは当たり前です。

だからここでやってほしいのが、
まず、報告書を書きます。

ドラレコの映像を一緒に見ます。

そのあと、指導しない!ってことです。

指導しないってどういうこと?
って話なんですけど、
そのあと何をしてもらうかっていうと、
ドライバーの方に
もう1回映像を見た
感想を書いてもらうんですよ。

要は1回目は
主観的、
自分の目で見たことを、
ドライバーは書いてるわけですよね。

2つ目は、
ドラレコの映像が見た
客観的な視点から
自分の事故の映像を見るんです。

あの見え方が変わるんですよ。

そしたら何が起こるかって言うと、
例えば、子供が飛び出したと思ってたけど、

実は自分がこういったところを
わき見してたので、飛び出しに見えてました。
勘違いしてました。
ってほとんどのドライバー書きますよ。

そしたら次に、
何言うかっていうと、
じゃあどういう対策をしたらいい?
って聞いてあげてください。

本人がもう自分の中で、
自分でわかります。

あ!ここがダメだったから
次からこうします!
それが再発防止ですね。

で、仮にその再発防止が甘ければ、
ドライバーにアドバイスを
してあげたいですよね?
いや、もっとこうした方がいいんじゃない?
とか・・・
あの、そこに指導って、
実は僕やらない、やってないんですよね。

ドライバーさんが
自分で自分の映像を見て、
自分で腹落ちして、
それに対するアドバイスはします。

なんですけど、
別に指導する必要はないです。

だからね、そうやって指導すると
何ができるのかっていうと、
いらない指導って必要ないんですよね。

しかも自分で自分に
勝手に落とし込んでくれるんです。
だから行動が絶対変わります!

だから僕は、これ結構
現役の運行管理者の時にやって、
めちゃくちゃ効果ありましたし、
無駄な指導する時間がなくなりました。

昔は説教みたいなことやってるわけですよ。
30分も40分も喋るわけですよ。
なんでこうしてるんだ!
って責め続けるんですけど、
そっから何も生まれないですよね?

でも、これをやることによって、
指導っていうか、
事故後の面談って10分ぐらいですね。
もうほんと10分
かからなかったかもしれないです(笑)
しかも、誰もが傷つかないですね。

やっぱ指導すると責めちゃうんでね。
相手はやっぱ傷つきますよ。

それと責めると
何が起こるかって言うと、
皆さんどうですか?
街歩いてて、
いきなり人が殴ってきた。
何します?

殴って!
て顔出さないですよね?(笑)

まず、防御しますよね?

それは嘘っていう防御されます。
次何するかというと
逃げる!
人もいますよね?

これは言い訳って、
逃げをします。

で、最後何するかっていうと、
反撃っていう労務トラブルを起こすんですよ。

だから、責めていいことなんてないんです。
責めることによって
プラスになることっていうのは、
事故防止に関しては
僕はないと思ってます。

だったら一緒に考えてあげる、
アドバイスしてあげるっていう姿勢で
スタンスで、
やるっていうのが
1番いいんじゃないかな?って思いますね。

今日はですね
運行管理者の方に
ぜひ聞いてほしかったんですけど、
こういう指導の方法を
変えることによって、
お互いの時間の削減であったりとか、
正確なアドバイスができると思います。
ぜひやってみてください。

では、僕は今から宮崎に向かうんですけど、
皆さんも今日、安全に過ごしてください。

今日もご安全に!

無料メルマガ登録フォーム

PAGE TOP