Voicy文字起こし ひし形と先行車は停止の合図 #911

ドラレコは疑似体験のツール

今日から僕は関東の方に移動しまして、
今週は土曜日まで関東にいます。

とはいえ、明日は久しぶりに函館へ移動して、
そのあと前橋。
そんな一週間ですね。

で、今週のトークテーマは「おすすめのプレミアム放送」ですが、
僕はVOICYを聞いていないので、これはちょっとパスします。

しかも月曜から水曜までそのテーマが続いていたので、話ができないんですよね。

なので、日曜日のテーマ「趣味が仕事になった話」で話していきます。

今、僕の仕事は“交通事故をなくす”という仕事ですが、この仕事自体は好きです。

ただ、正直いうと、セミナー講師という仕事はあんまり好きではないです。

なぜかというと、苦手だからです。

VOICYは目の前に人がいないので平気ですが、
人前で話すのは、いまだに慣れません。

YouTubeもカメラに向かって話すので、
そこまで抵抗はないんですよね。
でも、セミナーだけはほんと慣れません。

そんな僕が、なぜ交通事故防止の仕事になったのか。

まず、僕は元々タクシー会社の社長でした。
その時はずっとリクルートの仕事をやってたんです。

ある日突然、「交通事故防止の仕事をしろ」と言われました。

理由は、僕が採用した社員が事故を起こしていたからです。

オーナーからそう言われた時は、
一瞬、何を言っているのかわかりませんでした。

ただ、一理あるなとも思いました。
だから始めたのが、今の仕事の第一歩です。

その時、偶然ネットで見つけたのが
“ドライブレコーダー”
というワードでした。

25年ほど前の話ですが、初めは何のことかわかりませんでした。

皆さんも初めて聞いた時、わからなかったと思いますが、
僕なんか「フライトレコーダーの偽物?」そんな印象でした。

業者の方を呼んで初めて映像を見た時、衝撃でした。

首都高を走るタクシー。
その前に二輪車。

その二輪車が自損事故を起こして倒れ、
タクシーがそのバイクを踏んでしまい、相手は即死。

今、YouTubeにも似た映像を出していますが、
僕が最初に見たのはその事故映像でした。

何が衝撃だったか。

「事故を起こす人は特別な人」
そう思っていた自分が、
「俺もやるやん」と思ったからです。

自分が車で人を殺す可能性に、初めて気づいた瞬間でした。
怖かったです。

その日から、車間距離を強く意識するようになりました。

今でも、二輪車が左斜前に見えると、
25年前の映像を思い出します。

その時、思ったんです。

ドライブレコーダーは、証拠やヒヤリハットより、
映像を見るだけで運転が変わる。

自分が変わったからです。

そこから、疑似体験の教材として導入しようと思い、全車導入を決めました。

結果として、日本で初めてドライブレコーダーを全車導入した社長になったんです。
それが今の仕事の第一歩です。

明日は、そのあとタクシー会社で何をしていったか、そんな話をします。

ひし形と先行車は停止の合図

さて、昨日はYouTubeをアップしました。
内容は道路交通法38条に関わる動画です。

このマーク、無視すると人生終了
https://youtu.be/uLIBxSPxEoA?si=dp4Fb2KtdRwBW4um

映像は追突事故でした。
前の車が、信号のない横断歩道で歩行者を見て停止。
そこにトラックが追突した事故です。

ただの追突ではありません。

後ろの車は、前の車が急に止まったと感じています。
でも、実際は急ではない。

つまり、道路交通法38条
「横断歩道付近での歩行者優先」が頭にない人は、
“前の車が止まるはずがない”と予測します。

コメントで「38は関係ない」と書かれていましたが、全然関係あります。

38条を知っていれば、
前の車が止まる可能性を予測できます。

予測は、自分の運転基準でします。

自分が止まると思っていない人は、
相手も止まると思わない。

だから、事故になる。

ひし形マークは50m手前に一つ、
さらに30m手前にもう一つあります。

前に車がいるなら、
“基本的に止まる”と想定して運転してください。

38条を意識すると、事故の結果は変わります。

ひし形+先行車、
このセットは必ず止まる準備をしてください!

では、今日も皆さんご安全に。

株式会社 ディ・クリエイト
無料メルマガ登録フォーム
https://www.de-create.com/mailmagazine/

PAGE TOP