究極の時短をしてから忙しいと言ってほしい
今日、僕は名古屋の方に移動しまして
名古屋で講演会があって、その後は関西に戻る予定になっています。
そんな1日なんですけど、今日のトークテーマは
「師走のタイムマネジメント」 ということで。
12月って忙しいイメージがあるじゃないですか。
皆さんどうなんですか。
忙しいっていう印象ありますか?
僕は正直、年末が特別忙しいっていう感覚があまりなくて
そもそも、なんで12月って忙しくなるのかな、なんて思ったりします。
年内予算の達成とか、年度末の受注が増えるとか、そのあたりですかね。
うちの場合は、年末だからセミナーが増えるわけでもないし
動画の契約が3月更新で多い、というのは確かにあります。
その意味では忙しくなる理由があるのかもしれません。
ただ、僕個人としては「忙しい」と感じたことがあんまりないんですよね。
今さらって感じですけど。
じゃあ、なんで忙しく感じるのか。
これは難しい話で、自分のキャパをオーバーすると忙しく感じる…
そういうことなんですかね。
もしアウトプットが追いつかないなら
インプットを制限するしかない。
それが一番の対策じゃないかなと思います。
あとは、アウトプットの効率化を図ること。
僕はここ、めちゃくちゃ考えるタイプで
1秒でも削れそうなところは全部削りたいんで
たぶん皆さんの想像以上にいろいろやってます。
そこまでやって「忙しい」って言ってほしい、と思うくらい。
限界まで効率化を追求してる人って
自分の周りにはそんなにいないので
普通に「これやったらいいのに」と思ってしまうんですよね。
でも実際に提案すると
やれない理由が先に出てくる人が多いです。
いや、それはこうで…とか。
まずやってみてから考えたらいいのに、と思います。
僕だって効率化でいろいろ試しましたけど
ダメだったものは全部やめて戻してます。
その繰り返しです。
チャレンジする回数も
失敗する回数も
多分、皆さんより圧倒的に多いと思います。
でも、失敗は学習なので全く怖くないです。
むしろ「これダメなんだ」「これはいける」とわかるので
やった方がいいですよね。
あと、1秒でも作業時間は削った方がいい。
例えば最近、僕はメールも自分で書いてません。
キーボードの時間がもったいない。
数年前から音声入力をしていて
今はさらに手を抜いて
話した言葉をAIに整えてもらう という形にしています。
誤変換が…と言う人いますけど
それ、何年前の話ですか?って感じです。
一度やってみた方がいいですよ。
とにかくやってから判断して
それで初めて「忙しい」という言葉を使えばいいんじゃないかなと思います。
僕はあまり忙しいと感じないので
その気持ちがわからない部分も正直ありますけど
アウトプットの量はかなり多い方だと思います。
インプットも多い。
でも、一般的な人より時間は使ってない。
そんな感覚があります。
効率性を求めてはいけない場面
で、この時期気をつけたいのが
忙しいを理由に「速度を上げる人」
これは絶対ダメです。
僕も効率化は徹底してると話しましたが
車の運転だけは別です。
絶対に効率化してはいけない。
命がかかっていますから。
セミナーは効率化できる部分がありますが
お客様によっては対面の方が伝わることもあるし
何でもかんでも効率化すればいいわけじゃない。
教育も同じで
「短いコンテンツが良い」とか
「eラーニングの方が使いやすい」とか
そう言われることが多いんですが
使いやすい=教育の精度が上がる、とは限りません。
むしろ下がる可能性もある。
学校教育も全部通信教育でいいじゃないか、と言われたら
多分皆さん反対するでしょ。
それと同じ。
eラーニングだけが正解ではないんですよね。
もちろん、eラーニングしか出来ない会社さんもあるので
その場合は大いに活用していただいてOKです。
ただ
教育はある程度「非効率」じゃないと成立しない
というのは間違いなくあります。
人が言葉で伝えるというのは
すごく大切なことですからね。
ということで
話が長くなりましたが、今週の予定は
今日は愛知県 → このあと千葉
週末は静岡で研修、という流れです。
では、今日も皆さんご安全に。
株式会社 ディ・クリエイト
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