Voicy文字起こし 違和感に対応する #863

少しの違和感に対応すること

さて、今日僕は神奈川にいまして
午前中はクライアント様と打ち合わせ
午後はセミナーですね。

それが終わり次第、福岡に移動して
明日は福岡、午後からは岡山
そして明々後日の日曜日は岐阜という予定になっています。

今日のトークテーマは「気になるニュース」なんですけど
昨日コメントしたのが、車椅子の方をトラックがはねてしまった事故でした。

トラックが走り去る…車いすの71歳男性が交差点ではねられ死亡
警察が運転手を特定しひき逃げの疑いも視野に事情聴く(東海テレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a39b409575391e52dda0a811a807d954b90f11

残念ながら亡くなってしまったんですが
やっぱりトラックは高さのある車両で死角が多い。

特に斜め右下、左下、そして車の真ん前なんて
全く見えない状態になります。
その中で発進や右左折で巻き込んでしまう事故は
本当に多いんですよね。

だからトラックを運転される方は
補助ミラーをしっかり確認して
「前方の死角を常に意識する」ことが大切です。

特に車椅子は背丈が低いので、死角に入ってしまうのが怖い。
もちろん「気づかないはずがない」って思われる方もいるでしょうけど
正直なところ、僕らは「絶対気づいたはずだ」とは言えない。
当たり方や状況もわからないですからね。

でも大事なのは、運転者として「違和感があれば止まる」こと。
これを絶対的に習慣にしないといけない。

車を運転していて何かに乗り上げたこと、誰でもあると思います。
大抵は何事もなく済むから「人じゃない」と思って走り続けてしまう。
そういう成功体験が積み重なると、いざという時に止まれなくなるんですよね。

だからこそ、違和感があれば必ず止まる。
それができるかどうかが大きな分かれ道です。

これはトラックだけじゃなくて乗用車でも同じ。
例えば、子どもが車の前に入って見えなくて
自分の子をはねてしまったという事故もありました。
「見えなかった」では済まされないんですよね。

だから発進時にアクセルを踏み込むのはやめるべきです。
踏み替えに0.2秒かかると言われていますが
その間に事故になることだってある。
僕自身、発進でアクセルを踏み込むことは絶対にしません。

いずれにしても、違和感があれば止まる。
その習慣を皆さんにぜひ持っていただきたいと思います。

変化に対応する

昨日の話に戻りますが
僕は埼玉で研修をした後に別の研修会を後ろで聞いていました。
そこで経営のビジョンや戦略の話をされていたんです。

うちは特にビジョンを明文化しているわけじゃないですが
シンプルに「世の中の交通事故をなくす」ことを手段にして
「未来の日本をつくる」ことを目的にしています。

お子さんや貴重な人材が事故で失われない未来をつくる。
それが僕らの役割だと考えています。

そのために何をするのかを常に考えていく必要がある。
年末の会議ではそこに集中して話し合おうと思っていますし
来年は必ずメンバーで実現したいことがたくさんあります。

昨日の研修でも「変化に対応する」という話が繰り返されていました。
僕も本当に大事なことだと思います。

タクシー会社に入社した頃は規制緩和の時代で
会社のオーナーから「時代の変化に合わせてどうすべきか」を
はっきり聞いていました。
それがすごくわかりやすかった。

だから僕も会社を経営するようになってからは
難しいことを言うんじゃなくて
シンプルに方向性を伝えることを大事にしています。

実際、僕らもコロナでセミナーができなくなった時に
たまたま準備していたコンテンツ事業があったので
そこに一気に切り替えられた。
あれは変化への対応が早かったから成功できた例だと思います。

これからの変化といえば自動運転。
それがどう僕らの業界に影響するのか。
5年後、10年後を見据えて考え、先回りして動かないといけない。

「変化に気づいた時点では、もう遅い」
だからこそ、先回りして準備していくことが大切なんだと思います!

では、今日も皆さんご安全に。

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