Voicy文字起こし その自信が危険なのです! #798

リモートしか考えられない

さて、今日僕は大阪の方で仕事をしているんですけど
実はもうすぐに関東の方に戻ってしまうんです。

明日は千葉県
明後日は埼玉
そしてそのあと福岡に移動するっていう、ほんとに一瞬帰ってきただけなんです。

基本的にセミナーシーズンですから
仕方がないんですが
僕は比較的、シーズンオフがないので
逆に言うと、オンシーズンもまったくなくて
まあまあ、いつも通りという感じです。

6月は普通に・・・
と言っても、まあまあセミナーは入ってるんですけど
そんなふうに過ごしています。

で、この時期は梅雨。
今日のトークテーマは「梅雨のリモート、快適リモート」。

そんなテーマだったんですが
リモートといえば、梅雨時に限らず
僕らの会社は、全員がフルリモートです。

会社に集まって仕事をする、というスタイルが
うちの場合はもう全くなくて
年に2回、みんなで集まって話をする場があるくらいです。

実は7月に全員が大阪に来る予定で
年末は福岡で、合宿形式の会議をしています。
この7月は、決算報告や、今期(もう始まってるんですけど)の話をする場になるんじゃないかなと思っています。

リモートワークの難しいところは、やっぱり関係性が希薄になりやすいこと。

ただ、逆に言えば
“近づきすぎない”というメリットもあるんですよね。

だから僕は今のスタイルを変えるつもりは全くなくて
別に「一緒に仕事しなきゃいけない」なんて思ってないんです。

フルリモートでやれるところまではやっていこうと考えています。

事務所を構えるという選択肢も
僕自身、動き回ってるので、仮に事務所を作っても
そこに僕はいないわけですし
誰かが代わりに常駐しないといけない。

でもそれって、あんまり効率的じゃないんですよね。
実は、僕がリモートワークを始めたのは21年前です。
独立した時から、ずっとなんです。

当時考えていたのは
「通勤手当を払うくらいなら、その分を給料に回した方がいい」
あとは、「通勤時間って無駄だな」と。

無駄なお金と、無駄な時間。
それを使うくらいなら、そのぶん給料に反映した方がいい。

そんな考えから、21年前にリモートワークを始めました。
懐かしいですね。
当時はskypeを使っていました。
もうサービス終了しましたけど。

今はzoomが主流ですが
その時代はskypeや、line通話など
いろんなものを使って、リモートをやってきました。

もうこれだけ長く続けていると
僕としては、リモートの方がメリットが多く感じられるので
すごく快適なんです。

・・・まあ、チームのメンバーがどう思ってるかはわかりませんけど(笑)

でも最近ちょっと思うのは
「外に出る機会を、もっとメンバーにも増やしてもらいたいな」ってことです。

実際、先日うちのメンバーが、室内で熱中症になってしまったんですよ。
だからやっぱり、快適なリモートワークのためには
この梅雨の時期、エアコンは絶対につけなきゃダメですね。
室内でも、熱中症って現実にあるんだなと。

実は僕も一度あります。
新宿駅のステーションワークってあるじゃないですか。
電話ボックスみたいな、あれ。

あそこで僕、軽い熱中症になったことがあるんですよね。
それ以来、夏場はそういう狭いリモートスペースは使わないようにしてます。

そういえば昨日、名古屋駅のステーションワークでセミナーやったんですけど、まあまあ暑かったですね。
昨日は特に暑かったのもあって
「そろそろ使うのやめないとな」と思ったところです(笑)

その自信が危険!

そして昨日、Yahooニュースにコメントしました。

免許返納望む息子vs父親の“家族会議”をモニタリング…
「事故しない自信ある」父に息子は「個人の説得ではキリがない」
【news23】(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
https://x.com/kazumi_decreate/status/1935726020705096094

「お父さんが免許を返してくれない」というドキュメンタリーを見てて
81歳だったかな。
「俺は事故しない」って言ってたんです。

もう典型的に、事故する人のセリフですね。

これは高齢者に限ったことではなくて
若い人でも「俺は事故しない」と思ってる人が、一番危ないんです。

「いつか事故をするかもしれない」っていう前提で運転してる人の方が
事故を起こしにくい。

だから「自分は大丈夫」っていう変な自信。
あれが一番怖いです。

実際に事故を起こしてるのに、自信を持ってる人もいます。

なぜ失敗してるのに、正論のようなことを言えるのか・・・。

たぶん「失敗した自分」を受け入れられてないんだと思います。
言葉は悪いけど、ある種の妄想状態というか。
現実を、ちゃんと受け入れることが必要です。

身体能力の衰え
目の衰え
そして「自分が事故をした」という事実。
これらをちゃんと受け入れた上で運転を続けるかどうか、判断するのが大事です。

僕は常に「事故するかもしれない」と思って運転しています。

ドライブレコーダーの映像を、日本で一番見てる自信ありますけど
それでも常にハンドルは両手で握ってます。
片手運転なんて、ほぼしないです。

「事故しない人」と「事故する人」の差って、すごく分かりやすいです。
会社もそうです。
「うちは軽微な事故しかない」と言う会社ほど、怖いです。

軽微な事故がある=事故は起きてるわけですから。

たまたま人身にならなかっただけで
結果としては、事故という失敗をしてるんです。

僕も過去に事故をしたことがありますが
たまたま怪我人が出なかっただけ。
ほんと、運が良かったと思ってます。

だからこそ、意識を切り替えることができたし
それが、事故を繰り返さないことにつながっていると思っています。

運転者の方へ。

「いつか自分は事故をする」と思っておいてください。

そして、運行管理者や経営者の方へ。

「いつか自社で死亡事故が起こるかもしれない」
そのくらいの覚悟と想定をもって、管理をしていただきたいです。

「うちは大丈夫」「うちは軽微な事故しかない」と言ってしまうと
管理も意識も、甘くなります。

だからこそ、「事故がないけど対策する」
そういう思考でいてほしいです。

今日はYahooニュースの話をしましたが
変な自信は、個人にも会社にも持ってほしくない。
その自信を持った瞬間が、一番危ない。

その意識を、どうか皆さんに持っていただいて
交通事故防止につなげてもらえたらと思います。

では、今日も皆さんご安全に。

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