Voicy文字起こし 人件費も安全も投資 #797

人件費は経費ではなく投資

さて、今日僕は愛知県の方に来ておりまして、午前中はセミナーがあります。

午後からはオンラインのセミナーです。
今日は自社開催のセミナーで、監査対応の話をします。

久しぶりに僕がオンラインで自社セミナーの講師をやるんですけど、
久しぶりだからか、今日は80名以上の方にご応募いただきまして、
本当にありがたいことだし、監査対応が今、非常に注目を浴びているんだなと実感しました。

これ、昨日も言いましたが、うちは模擬監査という業務をやっていまして、
模擬監査で3ヶ月以内に改善した会社が80%なんです。

いや、言い方がおかしかった。
正確に言うと、3ヶ月以内に改善できた会社が全体の80%ということです。

つまり、知っていればできるという話です。
そんなに労力を使わなくても、やり方や記録の仕方を変えるだけで、8割は改善できてしまう。
もったいないですよね。知らないだけで損している。

今日はそういった話も交えつつ、1時間という限られた時間の中で、
どこまで本質を伝えられるかはわかりませんが、ぜひ聞いていただけたらと思っています。

監査はうちの主力商品ではないですが、
これは確実に受けてほしい内容だと思っているので、
今日のセミナー、まずは聞いていただいてから判断していただけたらと思います。

そして、今日は前半で「上期の投資」について話します。
僕は正直、いわゆる投資は全くやっていません。
ただ、人への投資はしています。

今年は5月から新メンバーが入りまして、
SNSでも紹介している通り、ムエタイの選手・渡邊愼一も入りました。

今年入ったメンバーはかなりいろんな分野に分かれていて、ちょっと面白いなと思っています。
正直言うと、これは完全に投資です。先を見越したどころか、「先の先の先」くらいを見越しての投資です。

人件費について、経費として見る人と投資として見る人がいますが、僕は完全に投資として見ています。

たとえば渡邊愼一について言うと、今20歳で、これまで就職経験がなく、即戦力になるかというと、正直難しい。
でも、彼の伸びしろを考えると、めちゃくちゃ楽しみなんです。
将来がすごく楽しみ。それが、今の投資の理由です。

もちろん投資なので、リターンがあることは承知していますが、
人材に関してはリターンはあまり考えていません。

これは経営者としてはダメかもしれませんが、
今まで自分のために、会社のためにたくさんお金を使ってきて、この年になると次の世代にどう使うかを考えるようになりました。

20代の社員にどれだけ投資できるか。
そして彼らがうちの会社に長くいてくれて、将来的に役員や社長になってくれることを期待していますが、
そうならなくても、彼ら自身が人生で成功することが最終目的だと思っています。

その通り道として、ディ・クリエイトという会社を使ってくれたらいいし、僕らも在籍中は彼らに力を借りる。

お互いにとってwinwinになれる関係、それが理想です。

本音を言えば、渡邊愼一にはずっとうちにいてほしい。
でも、彼の夢を僕は聞いていますし、その夢が叶うようにどれだけサポートできるかを常に考えています。

それは他のメンバーに対しても同じです。
僕と一緒に引退する人もいれば、一生うちにいたいという人もいるかもしれない。それは本人の選択です。

僕らがどうこう言うことではありません。
今年の投資は、今のところプラスの要素が多いです。

もちろんマイナスもありましたが、全体としてはプラス。
彼らと一緒に夢を見られることが、僕にとっても楽しみです。

今後は障がい者雇用にも力を入れたいと思っていて、
それがうまくいけば、マイナースポーツの選手ももっと雇用できるようになるかもしれません。

そのパイオニアとして、渡邊愼一がどこまで成長するのか、すごく楽しみです!

ちなみに、彼の次の試合は7月6日に品川で予定されています。
前回は20名近くの方が応援に来てくれました。
今回はタイトル戦なので、ご都合がつく方はぜひ、一緒に応援していただけたらうれしいです。

渡邊愼一 X(旧Twitter)
https://x.com/shin200416/status/1934598994069798963

安全も投資

それと、そういえば昨日・一昨日に話した通り、
TOKYO MXさんの番組に出演した件、昨日の夜にテレビで放送されました。

もし見逃した方がいたら、TVerで見ていただけたらと思います。
たぶん1週間から10日くらいアーカイブされていると思います。

僕自身、初めて自分で見たんですけど、コメンテーターとしての出来は70点くらい。
まったく満足はしてないし、言いたいことを正確に伝えられなかったという思いもあります。

特に茂木さんの質問が想定外すぎて、頭の中がパニックになってました。
前半、正直ほとんど記憶ないです。

あとで見返して、「あ、こんなこと言ってたんだ」と思いました。
でも、いい経験になったなと思います。TVerで見ていただけたら嬉しいです。

それから、昨日お客様のところでプレゼンをしたんですが、
その中で「デジタルタコグラフとドライブレコーダーってどう使い分けるんですか?」って質問をいただきました。

これ、僕VOICYでも話してなかったなと思ったので、少し共有します。
僕は明確に使い分けているタイプで、デジタルタコグラフは「広く浅くチェックするもの」だと思っています。

たとえば点数ってありますよね。あれはあくまで目安です。
ただし注意が必要なのは、「点数がすべてじゃない」ということです。

たとえば子どもが飛び出して急ブレーキを踏んだ場合、
デジタルの評価ではマイナス点。
でも本来は「よく止まれたね」と評価されるべき場面です。

デジタコにはその判断ができない。
でもドラレコはできる。だからこそ僕は、「点数で絞って、そこからドラレコで深掘りする」という使い方をしています。

現役時代もそうしてたし、もし今また運行管理をやるとしても、同じ方法を取ると思います。
ピンポイントでドラレコをチェックするのって、正直難しいんです。
運転を把握してない相手を見ても、何も出てこないこともある。

だから点数の低い人から見る。これが効率的だと思っています。
ただし、僕はヒヤリハットの検出はもう古いやり方だと思ってます。

事故を減らす方法は、もっと効率的で有効なものがあるとわかっているからです。
ヒヤリハットで指摘されても、言われた方のモチベーションって上がらないですよね。

たまたま映像に映った人がたまたま注意される。それって不公平感ありますよね。
警察に違反で切符を切られた人が「他にも違反してる人いるのに」と言うのと似たような感覚です。

その不公平感がモチベーションに直結するなら、やり方は考えた方がいいと思います。
だからこそ、僕は「全体を広く見てから、必要なところに絞って見る」という手法をオススメしたいです。

それ以外にも事故を減らすための方法はいろいろありますので、興味のある方はぜひセミナーに来てください。

そして、そういえば今日、お客様から「教材化」の感想をいただいたんです。
うちでは動画契約している企業様に、
月に1本、自社映像を送ってもらえれば、無料でオリジナル教材を作ってお返ししています。

その映像は社内でしか使わないので、外に出ることはありません。
いただいた感想では、「今までと違う切り口で、ドライバーにも伝わりやすかった」と言っていただけました。

これ、ほんとに無料なので、契約している企業さんはぜひ活用してほしいと思います。
たとえば月額1万円だとしても、それを2万円、3万円、4万円の価値にするのが管理者の仕事。

投資した分、どうリターンを多く得るか。そこを考えるべきだと思っています。
僕がドラレコを自社で導入したときも、600万円かかりましたが、1年目で1300万円分の事故を削減しました。

投資に対して、それ以上の成果を出す。これが管理者の力です。

「他社より高い」と言われることもありますが、それで事故が減っているなら問題ない。
たとえ他社が無料でも、年間12万円(1万円×12ヶ月)を1件の事故で取り戻せれば十分ペイできます。

僕らの動画は、1件の事故を減らすどころのレベルじゃないという自信があります。
だからこそ、費用以上のリターンが得られる内容を作り続けています。

安全もまた「投資」です。

投資にはリターンが必要。
そのリターンを返せる商品を選ばないと、目先の費用だけ抑えても意味がありません。

そこはしっかりと考えてもらえたらと思います!

それでは、今日も皆さんご安全に。

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