Voicy文字起こし 感覚のズレは修正せず受け入れる #779

喧嘩の仲直りの仕方

さて、今日から新しい一週間が始まるわけですが、
僕は今日、お客様と一緒に琵琶湖にいます。

最近、「釣りばっかりやってるんやないの?」って言われるんですけど、そんなことないですよ。
土曜日も日曜日も仕事してましたからね。
だからといって、平日に休んでいいってわけでもないんですけど(笑)

今日は東京から来たお客様と釣りをしてますが、
昼間に僕はオンラインのセミナーがあるので、一旦上がって、そこから2時間ほど抜ける予定です。

今日のトークテーマは、「喧嘩をした時の仲直りの方法」

僕はもうあまり喧嘩をすることがなくて、
昔の話になるんですが、
仲直りの方法って、やっぱり“時間を空ける”のが一番じゃないですかね。

僕は基本的に、一日寝るようにしてます。
特に夜の喧嘩って、感情的になるでしょ? お互いに。

だから夜に喧嘩するのはよくない。
まして、お酒なんか入ってたら最悪ですね。
僕が世の中で一番許せないのは、お酒の力を借りて横柄になる人。
これは人として許せない部類です。

幸い、僕の周りにはそういう人はいないですけど、
もし居たら、たぶん友達になってないですし、なれないです。
たまにいますよね・・・

まして経営者でそういう人がいたら、なおさら。
「経営者とは名ばかり。さっさと退場してくれ」と思います。

話を戻します(笑)

やっぱり“時間を空ける”のがいいと思うんです。
感情的になると、冷静になれない。

僕も感情的になるとコントロールできない人なんで、昔はお客様とも喧嘩したことがあります。
コンサル駆け出しの20代の頃は
基本的に調子に乗ってましたからね(笑)
タクシー会社にいた頃もそう。
暴走して、いろんな方に迷惑をかけたなと反省してます。

だからこそ思うんですけど、
喧嘩をした時の仲直りの方法って、やっぱり“相手と感覚が違う”と思い込んだ方がいい。

腹が立つ時って、
「自分ならこうするのに、なんであなたはそうするの?」っていう感覚でしょ?

つまり、基準が“自分”なんです。
でも、相手が自分と同じ感覚なんて、あり得ない。

その“あり得ない”ところでぶつかっても、意味がない。

だから、感覚がズレてる人とは、距離を置くとか、時間を空けるとか、
あるいは“受け入れる”ことですかね。

言うことを聞くんじゃないんです。
“受け入れる”だけ。
そうすれば、そもそも喧嘩になること自体が減ると思います。

僕もありがたいことに、そういう考え方になってきて、
最近はあまり人と揉めないし、腹も立たない。

冷めてるわけじゃなくて、
「こういう考えもあるんだな」って思える。

そういう意味では、精神的に安定してきたのかなって思います。
「50歳で安定してきた」っていうのは、ちょっと遅い気もしますが・・・(笑)

ということで、喧嘩をした時の仲直りの方法。
一度、考えてみてもらえたらいいかなと思います!

感覚のズレは修正できない!

さて、先週、「添乗指導のポイント」というテーマで、研修をやらせていただきました。

添乗指導も、あおり運転もそうなんですが、運転って“感覚的なもの”でしょ。
でも、その“感覚”が自分と同じかどうかなんて、わからない。

だから、添乗指導のときに感覚で教えるのは、絶対NGだと思ってます。
大事なのは、“客観的に基準を設けて、それを伝える”ということ。

たとえば、
「このタイミングちょっとダメじゃない?」
「もうちょっとゆっくり」
「もっと早くブレーキ踏もう」
「加速しよう」

これ、全部“感覚”なんですよね。

で、感覚で教えてしまうと、相手の感覚が自分とズレてる場合に、うまく伝わらない。
そうすると、「もっと早くって言ったじゃん」みたいなことになる。

これはもう完全に“教え方の問題”です。

添乗指導される方には、こういったポイントを、ぜひ意識していただきたいと思ってます。

添乗指導のセミナー、今回初めてやってみたんですが、すごく手応えがあって、
今後、うちの会社のメニューにも取り入れて、“添乗指導員の育成”もやっていこうかなと思ってます。

もしご希望があれば、ぜひお知らせください。
希望が多ければ、講座も考えていきたいと思ってます。

それと、“あおり運転”もですね。
これも結局、“感覚のズレ”です。

だから自分の感覚を相手に押し付けると、腹が立つ。

「こんなタイミングで来る人もいるんだ」
「こんな遅い車もいるんだ」
「これだけ車間距離詰めてくる人もいるんだ」

そう割り切った方がいい。

で、どうしたらいいかというと、これも喧嘩と同じで「距離を置く」こと。
時間は置けないですから、物理的に距離をとる。もう関わらないことですね。

しかも、相手がどんな人かわからないわけですし、感覚が合うわけがない。
それを合わせようなんて思ったら、奇跡ですよ。

「普通は〜」って言う人もいますけど、
その“普通”って、自分の普通ですからね。

僕は“普通”って言葉も、あまり使わないようにしています。

ということで、感覚的な伝え方、話し方っていうのは、
できるだけ避けていった方がいいんじゃないかなと思います。

というわけで、僕はこの時間、琵琶湖にいますが、
昼からはオンラインセミナーと社内会議がありますので、
午前中にしっかり釣って、切り替えて臨みたいと思ってます。

では、今日も皆さんご安全に。

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