故意ではないひき逃げ
さて、今日僕は関東から名古屋に移動して、講演会があります。
その後、関西に戻って、夜はまた撮影が入っています。
ほんと最近、大阪に戻るたびに撮影があるんですけど、
これも別に嫌とかじゃなくて、お客様から事故映像が来たら、
僕はすぐ撮影してコメントを出す、そんな流れなんです。
ほんとは事故がない方がいいんですけどね。
でも、こうやって起きてしまった事故を
いかに活用するかっていうのが、僕らの役目じゃないかなと思ってます。
そう考えると、1件でも、こういったコンテンツを作って、
お客様のところでそれを見てもらって、同じような事故がなくなればいいなって思います。
そう思うと、結構モチベーションが上がって、やれるんじゃないかなって思います！
ということで
今日のトークテーマは「気になるニュース」
うーん。
最近気になったのは、埼玉のひき逃げ事件かな？
事故防止とは関係ないけど、やっぱりひき逃げって
なんで逃げたんだろうって思いますよね。
でも、ひき逃げってトラブルが多いんですよ。
「ひき逃げしたつもりがない」とか・・・
僕らのセミナーでもよく言うんですけど、
「人が寝てるのをゴミだと思って踏んでしまってそれに気づかず逃走した」とか・・・
あと、お子さん絡み。
これ、ほんとこの時期注意なんですよ。
僕がいたタクシー会社であったのは、
信号が青になったから発進したところ、右側の路線バスの死角から、
子どもが信号無視で飛び出してきて、接触したんですね。
運転手さんが声をかけたんですけど、子どもは「大丈夫」って言ってそのまま立ち去った。
ところが、家に帰ったら怪我をしてて、お母さんが通報しちゃったんですよ。
結局、ひき逃げ扱いになるところでした。
ドライブレコーダーがあったから助かったけど、なかったら危なかったと思います。
子どもって、怒られるのが怖いから、
信号無視したことを親に言えなくて、逃げちゃうんですよね。
だから、事故があったら、その場で声をかけるだけじゃダメで
事故って、加害・被害問わず、報告義務があります。
運転者は、警察への報告と、相手の怪我をちゃんと確認する。
子どもが「大丈夫」って言ったからって、
そのまま立ち去ると、ひき逃げになってしまいます。
前にもありました。
信号無視で交差点に入ってきたおじいちゃんの車とトラックが接触。
おじいちゃんが「許してくれ」と。
事故がバレたら、免許返納しろって家族に言われるからと。
ドライバーも傷がなかったから「もういいか」と立ち去ったんですが、
結局、家族が訴えてきた。
おじいちゃんも自分が信号無視したとは言えないんですよ。
だから、その場で必ず110番通報して
相手がその場からいなくなっても、
110番通報していれば、ひき逃げにはなりません。
あと、もう1つ。
お客様であったケースは
自転車なんですけど、トラックが右折車を避けようとして、
ちょっと左に頭を振ったんですね。
その時、後ろにいた自転車が、驚いて勝手に転倒。
当たってないんですよ？
でも、トラックは気づかずそのまま行ってしまった。
結果、ウインカーも出さずに左に寄ったことで、
幅寄せによる転倒として、ひき逃げ事件になりかけました。
最終的には人身事故で終わったんですけど、
こういうこともあるので
やっぱりミラーの中をしっかり確認して
自分がちょっとでも動いた時、周りに異変がないか
常にチェックしておかないといけないです。
この時期、ほんとに子どもとの事故のリスクが高いです。
しっかりリスクとして捉えて、事故が起きたら必ず報告。
当たってなくても事故って成立します。
自分が原因かもって思ったら、車を止めて声をかける。
そうしないと、ひき逃げ容疑になってしまいます。
これはしっかり覚えておいてください！
ということで、僕は週末も研修です。
VOICYも今週は終わりですね。
今週も皆さんお疲れ様でした。
では、今日も皆さんご安全に。
株式会社 ディ・クリエイト
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