なぜ、ご飯を食べると眠くなる⁉
今日は皆さんに今週お伝えしている、
居眠り事故の話を、もう少し深めてお話しします。
よく、「ご飯を食べたら眠くなる」って言われます。
確かに、眠くなる人はいらっしゃいます。
ただ、多くの場合は、ご飯を食べたから眠いのではなくて、
その時間帯が、「起きてから約8時間後」に当たっていることが多いんじゃないかな、と思います。
昨日もお伝えした通り、
人間には覚醒リズム、いわゆるサーカディアンリズムがあって、
起床から約8時間後に、強い眠気が来る仕組みになっています。
ですので、実はご飯を抜いても眠くなる、
という研究結果もたくさん出ています。
だから、「ご飯を食べたから眠くなる」というわけではないんです。
ただし、実際にご飯を食べた後に眠くなる人もいます。
これはなぜかというと、「血糖値の問題」です。
例えば、一気に糖分や炭水化物を摂ると、血糖値が急上昇します。
すると体は、その血糖値を一生懸命下げようとします。
この「下がる過程」で、
強い眠気が出てしまう、という仕組みです。
ですので、昼ご飯のときに、
血糖値を急に上げないことが、とても大事になります。
じゃあ、どうすればいいか。
これは、ずばり、
ゆっくり、よく噛んで食べることです。
噛むことで唾液がしっかり出ます。
唾液に含まれる消化酵素によって、消化吸収が穏やかになり、
血糖値の急上昇を、防ぐことができます。
特に、お米、麺類、パンなどの炭水化物。
こういったものを、一気にかき込むと、強い眠気につながります。
関西でよくある、焼きそばとご飯、みたいな組み合わせ(笑)
これを急いで食べると、
かなりの確率で眠気が来ます。
ですので、健康のためにも、安全のためにも、
しっかり噛んで、ゆっくり食べることを意識していただきたいと思います。
とはいえ、ドライバーの方からすると、
「そんなゆっくり食べてられないよ」と、言われることもあります。
でも、ここは少しだけ我慢してほしいです。
ゆっくり食べるコツは、
一口に入れる量を、半分にすることです。
人は噛む回数がある程度決まっています。
だから、口に入れる量を減らすと、
自然と噛む回数が増えて、ゆっくり食べられるようになります。
ぜひ、試してみてください。
では、今日も皆さんご安全に。