#1097
事故は運転者の責任なのか
「運転を科学する男」、上西一美です。
今日は愛知県の方に移動しています。
今週は結構、日帰りが多くて、明日は富山、明後日は三重、その次は岐阜ですかね。ずっと移動して、一度大阪に戻って撮影をして、また移動するという感じです。
そして今週の金曜日は高知に行きます。
実は高知って、これまで仕事で一度も行ったことがない県なんです。ここ10年ぐらいで、まだ高知だけ行けていなかったので、今週は「やっと全部行ける」という意味でも、結構楽しみにしています。
さて、今日のトークテーマは「8月の振り返りと目標」です。
8月は9日間お休みをいただいていたので、比較的ゆっくりした1カ月だったんじゃないかなと思います。
とはいえ、その休みが今後の仕事に大きく影響するような時間でもあったので、結局は仕事につながっていった1カ月だったのかなと思います。
そして9月以降は、僕はセミナーシーズンに入ります。
12月の中旬から下旬ぐらいまでは、ほとんどセミナーが続きます。9月は、月末までほとんど休みがなかったんじゃないかなと思うぐらい、セミナーが入っています。
この時期の目標といえば、やっぱり「体調を崩さないこと」です。
セミナーシーズンを乗り切るために、体調を落とさないことを一番気をつけています。
一昨年は40度の熱を出したこともありました。ただ、奇跡的にその日はセミナーが入っていなかったんです。しかもインフルエンザでも新型コロナでもなく、1~2日で回復したので、セミナーに穴を開けることはありませんでした。
そんなことも過去にあったので、このシーズンを乗り切るためにも、体調管理はしっかりしていきたいと思っています。
先週、セミナーに行かせていただいたときに、ある方とお話をさせていただきました。
その方が、僕がYouTubeで話していた「交通事故は管理側の責任が大きい」という話をすごく覚えてくださっていて、それがきっかけで、今契約をさせていただいています。
この話は、実は自分自身のことでもあるんですよね。
僕が社長をしていた時代、交通事故については、社員が運転しているわけですから、まず「自分が起こした事故じゃない」と考えてしまうんですよね。
管理者や経営者からすると、事故の当事者ではないわけですから、どうしても社員のせいにしてしまう。これは、ある意味では仕方がないことだと思います。
でも、いろんな会社を見ていると、事故が少ない会社と事故が多い会社って、明らかにあるんですよ。
じゃあ、事故が少ない会社は社員の方だけが優秀なのかというと、僕はそうでもないと思っています。
社員が優秀かどうかというよりも、これは「仕組み」の問題なんじゃないかなと思うんです。
つまり、事故を起こしやすい環境を作っている会社と、事故を起こしにくい環境を作っている会社がある。
これは、すごく大きな違いだと思っています。
ただ、その中で一つ感じるのは、「管理を徹底すれば事故がなくなる」というわけでもないということです。
例えば、デジタルでチェックをずっとやっているとか、ドラレコのチェックを徹底しているとか。
そういう管理をきっちりやっているにもかかわらず、事故がなかなか減らない会社もあります。
逆に、ドラレコのチェックもそこまできっちりやっていない。電子タコのチェックも、それほど徹底していない。
それなのに、事故がものすごく少ない会社もあるんです。
だから、そこに何が違うのかというところが、僕はすごく興味深いんですよね。
自分がやっていた会社は、もう20年以上前になりますけど、その会社と現在のお客様の会社を比較しながら、何が違うのかということを結構気にして見ています。
ただ、「何が違うのか」と一言で聞かれると、これがなかなか出てこない。
管理者の方の意識の中に、決定的な違いがあるのか。
そう考えてみても、単純にこれだと言えるものがないんですよね。
いろんな複合的な要素があるんです。
だから、安全管理ってすごく難しいんだと思います。
定期的にデジタルの記録を見たり、ドラレコを確認したり、そういった単純なことだけで事故がなくなるわけではありません。
「ここさえやればいい」というものがないんですよね。
だからこそ、この仕事はすごく難しいんだろうなと思います。
自分の会社の事故を減らすのは、比較的簡単だったんです。
でも、他人の会社の事故を減らすというのは、本当に難しい。
今でもそう思っています。
もちろん、お客様の会社で事故が減っているケースはたくさんあります。
でも、「なぜ減ったのか」という答えは、会社によって違うんですよね。
その会社にとっての答えは見つけられる。
でも、それを別の会社にそのまま当てはめればいいかというと、そうではない。
そこが非常に難しいところだと思います。
今日は何の話をしているのか、ちょっと分からなくなってきましたけど(笑)。
ただ、一つ言えることがあります。
交通事故は、運転者だけの責任ではない。
これは当たり前のことですが、会社のやり方であったり、運行の仕組みであったり、管理の方法であったり。
そういったものが、事故の発生に大きく影響していることは事実です。
そして、それも会社によって違います。
運行形態によっても違います。
だからこそ、その会社に合った管理の仕方を考えていく必要があるんじゃないかなと思います。
いずれにしても、管理者の方の技量によって、交通事故というのは増えたり減ったりする。
これは間違いなく事実だと思っています。
ということで、今日も皆さん、ご安全に。
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