標識の意味を正しく理解していますか!?

みなさん、こんにちは。
人と安全研究所の渡邉です。
この標識の意味は、皆さんわかりますよね?
「止まれ」
ですよね。
そんなことはわかっている!
と言われそうですが、もちろん一時停止を指定している標識です。
その停止の位置は、
停止線があればその直前、
なければ交差点の手前で止まらなければなりません。
ところが実際、皆さんの運転を見ていますと、
一時停止場所での一時停止が不十分な方が非常に多いです。
その証拠に、検挙数が毎年圧倒的に多いのが、
この「一時不停止」です。
添乗指導の際、一時停止していない方に
「一時停止場所で一時停止しましたか?」
と尋ねますと、多くの方は、
「はい、止まりました」
と答えられます。
しかし、実際には止まれていません。
免許を持っている人なら誰もが知っているこの標識ですが、
実際には、きちんと守られていないケースが多く見られます。
では、なぜ人は一時停止場所で一時停止ができないのでしょうか。
それは、
「先に安全確認をしてしまうから」なのです。
一時停止場所は、比較的左右の見通しが悪い交差点に
設けられていることが多く、
停止線の直前で停止しても、これから近づいてくる
左右の歩行者や自転車、場所によっては車が見えません。
そのため、停止する前に安全確認しようとして前へ出てしまい、
結果として停止線を越えてしまうのです。
では、何のためにここに停止線があるのでしょうか。
それは、自分の存在を
歩行者や自転車、あるいは車に伝えるためです。
停止線で止まることで、
私たちから見えない周囲の人たちに、
自分たちの存在を知らせることができます。
実は、一時停止線での停止は、
自分たちが確認するためだけのものではなく、
周りの方々に気づいてもらうための停止でもあるのです。
もちろん、これだけが意味ではありませんが、
まずは「自分が確認するため」ではなく、
「気づいてもらうため」という意識で、
一時停止場所での一時停止をしてみてください。
今回のコラムが、
みなさん一人ひとりの
「いつもの運転」を見直すきっかけになれば幸いです。