この標識がある場所、正しく通過できていますか?

みなさん、こんにちは。
人と安全研究所の渡邉です。
突然ですが、運転中にこの標識を見て
「特に気にせず通過している」という方はいませんか?
この標識は 「安全地帯」 を示す標識です。
見落とされやすい標識ですが、実はこの標識がある場所には
交通事故が起きやすい“理由”があります。
安全地帯とは何のためにあるのか?
安全地帯とは、
路面電車の乗降者や横断する歩行者の安全を守るために設けられた場所です。
道路の中央に少し高くなった「安全島」になっている場合もあれば、
道路標示だけで示されている場合もあります。
つまり安全地帯は、
歩行者が“車のすぐ横を通る場所” ということです。
ここを何も意識せずに通過してしまうと、
ほんの一瞬の油断が大きな事故につながる可能性があります。
なぜ事故が起きやすいのか?
安全地帯付近で事故が起きる原因の多くは、
「歩行者がいないと思い込んでしまうこと」です。
すでに乗り降りは終わっているだろう
人はいないだろう
そのまま通過しても大丈夫だろう
こうした“思い込み”が、事故のきっかけになります。
しかし実際には、
降りた人が後ろから横断してくるケースや、
安全地帯の陰から歩行者が出てくるケースも少なくありません。
この標識がある場所では、
・安全地帯の中には絶対に進入しない
・歩行者がいる可能性を考えて通過する
・いつでも止まれる速度で進む
この3つを意識するだけで、事故のリスクは大きく下がります。
安全地帯は「歩行者を守るための場所」であると同時に、
運転者の注意力が試される場所でもあります。
標識はただ覚えるものではなく、
「なぜそこにあるのか」を理解することがとても大切です。
安全地帯の標識を見たときは、
「歩行者が近くにいるかもしれない場所だな」と思い出してみてください。
それだけで、いつもの運転は少しだけ安全になります。
今回のコラムが、
みなさん一人ひとりの「いつもの運転」を見直すきっかけになれば幸いです。
それでは、皆さんご安全に!